新築戸建てを購入した際、配線をつなげるだけではテレビを見ることができません。

新築戸建でTVを見る為には、以下の中から自分で選択してそれぞれ契約、工事をして初めてテレビが映るようになります。

  1. アンテナを建てる
  2. ケーブルテレビと契約する
  3. ひかりTV(含むドコモ光・ソフトバンク光)と契約する

それぞれ契約方法や必要な工事が異なり、初期費用やランニングコストなども変わってきます。

このページでは唐津市で契約できるケーブルテレビと、アンテナ設置・ケーブルテレビの料金・メリットなどからどちらがおすすめなのかをご紹介します。

 

 

唐津市で加入できるケーブルテレビ「唐津ケーブルテレビジョン」の詳細

唐津市は唐津ケーブルテレビジョンのサービスエリアに含まれています。

唐津ケーブルテレビジョンの詳細は以下のとおりです。

唐津ケーブルテレビジョンは唐津市でサービスを提供している地域密着のケーブルテレビサービスです。

地デジ10chとBS15ch視聴できる「ぴ~ぷるチューナー」プランは月額440円~、上記に加えCS放送が視聴できるプランは月額2,420円~で利用できます。(視聴できるチャンネルの詳細はこちら

加入する際は基本工事料金2,750円と宅内配線工事が必要となり、お住まいの環境などで料金は変わりますが、おおよそ15,000円程の工事料金が発生します。

 

唐津市で加入できるケーブルテレビと地デジアンテナのコストの比較

※表が途切れている場合は横にスクロールしてご覧ください。

初期費用月額費用年間コスト5年後総費用10年後総費用
アンテナ工事60,000円----60,000円60,000円
唐津ケーブルテレビジョン15,000円440円5,280円41,400円67,800円

※HP上に工事費の記載がないケーブルネットワーク桂川は標準的な工事費15,000円を初期費用として計上しています。

比較条件
  • アンテナ工事の初期費用は地デジアンテナ+BS/CSアンテナの新規設置(ブースター込み)の概算価格
  • 唐津ケーブルテレビジョンは地デジとBSが視聴できる「ぴ~ぷるチューナー」プランで計算

このように長期的に見るとコスト面でお得なのは、アンテナ工事です。

アンテナ設置は初期費用(アンテナ設置の工事費)が高いですが、テレビの視聴には月額料金が発生しません(NHK受信料や有料チャンネルを除く)。そのため長く利用すればするほど、トータルコストはケーブルテレビと差が開いていきます。

 

アンテナはメンテナンス費用が必要?

外部に露出するアンテナは、台風や鳥害により物理的な故障・破損をするケースがあります。他の地域と比べて沖縄や九州は通年台風の被害を受けやすく、そのためアンテナの故障などが発生しやすい地域でもあります。

アンテナ設置の場合はこのように自然災害の影響を受けやすいのですが、火災保険に加入していれば台風被害など風災による修理費用は保険の適用があります。

 

また、アンテナ工事を業者に依頼した場合、大手専門業者であれば施工保証が8年~10年ついており、工事が原因による不具合の修理費用はかかりません。

アンテナ本体の耐用年数
アンテナ本体の寿命は一般的には10年程度と言われていますが、実際には20年以上そのままで大丈夫というケースも多いのが実情です。
一方、2018年12月からスタートした4K8K放送のような新しい技術の利用があった場合は、現在のアンテナでは対応できない場合があります。

 

NHKの受信料はアンテナ・ケーブルTV全てで必要

NHKの受信料
  • 地上契約(地デジのみ):1,165円~1,310円/月額
  • 衛星契約(地デジ+BS):2,064円~2,280円/月額

※受信料は支払い方法の契約内容により異なります。

TVを視聴する際に必要なNHKの受信料は、アンテナ・ケーブルTVのどれでも別契約となる為、全てで別途必要となります。

地デジのみならアンテナの初期費用は下がる

唐津ケーブルテレビジョンは、最安値となる基本契約の中にBS放送が含まれています。その為、BSの番組を全く見ないという方でも、地上契約にする事が出来ません。必ず衛星契約を結ばないといけません。

一方、アンテナはBS/CSアンテナを建てなければ地上契約で済みます。BS/CSは一切必要ない、という方は、地デジアンテナのみを建てるアンテナ工事を行った方が間違いなくお得です。

※地デジアンテナのみの工事費用は3~3.5万円程度が相場ですので、初期費用も抑えることができます。

 

アンテナ設置とケーブルテレビのメリット・デメリット

このように、テレビを視聴する場合に最もコストを抑えることができるのはテレビアンテナの設置です。

ですが、テレビアンテナならではのデメリットも存在します。

続いてアンテナ設置、ケーブルテレビそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

 

テレビアンテナのメリット

アンテナを設置する場合のメリットとしては、コストが安い・自分に必要なサービスを自由に契約できるなどがあります。

上述したように、アンテナ設置は初期費用こそ高くなりますがテレビの視聴自体には料金がかかりませんので、一度アンテナを設置してしまえば壊れない限り無料でテレビを見ることができます。

またアンテナ設置は地デジ放送のみ視聴したい方やインターネット契約が不要な方等の場合、自分に必要なサービスだけを自由に用意することができるので、最低限の支出で抑えることができます。

ケーブルテレビの場合だと、地デジのみ視聴できればいい方でもBS・CS放送がセットになったプランしか用意されていなかったり、インターネット契約が必要だったりと、必要でないサービスの契約が必須になる可能性が高く、そのためコストは高くなる場合が多くなります。

 

ケーブルテレビのメリット

ケーブルテレビはアンテナを設置する必要がないので、自宅の外観を損なわずにテレビを視聴することができるいうメリットがあります。

テレビアンテナは、魚の骨のような形をした八木アンテナ、お皿のような形をしたパラボラアンテナというのを屋根の上に設置するのが一般的です。そのため新築などではデザインが受け付けられないという方もいらっしゃいます。

ただし、最近はデザインアンテナというのも普及しています。デザインアンテナは自宅の壁に馴染むような、アンテナとわからないような形をしており、自宅の電波環境次第では壁面やベランダなど、外から隠す形でアンテナを設置することも可能です。

 

重要なのは電波環境

アンテナ設置をする場合に最も重要なのは、設置する環境が電波を受信できる環境なのかということです。

テレビアンテナは地デジ放送の場合は電波塔、衛星放送の場合は衛星から発信される電波を受信してテレビが視聴できます。そのため、電波が届いてない環境でテレビアンテナを設置してもテレビを視聴することはできません。

画像引用:マスプロ電工

唐津市では、アンテナを建てて地デジを見る場合に視聴できるチャンネルは最大3chです。上記画像は、電波の送信塔による配信番組の違いを表しており、佐賀中継局から電波を取る場合は上記の表のように地上波3chを受信できる、という事を示しています。

画像引用:A-PAB「放送エリアの目安」

この画像はオレンジの範囲が唐津中継局の電波が届いているエリアピンクの範囲が伊万里中継局の電波が届いているエリア、というのを表しています。

上記画像のように唐津市は2つの中継塔で地デジの電波をカバーしているのですが、この2つの中継塔は地デジ3chの電波しか発信していません。

そのため唐津市で地デジアンテナを設置したとしても視聴できる地デジチャンネルは他の県などと比べると圧倒的に少なくなっています。(これは唐津市に限らず佐賀県の多くの地域がそのようになっています。)

佐賀県を放送区域にしている放送局は、NHK佐賀放送局とサガテレビの2局だけです。
福岡民放5局は、福岡県を放送区域にしていますので、唐津に向けては放送されていません。一部海沿いの地区では、電波を受信することができる場合もありますが、唐津市のほとんどの地区では山に阻まれて、また、距離の問題で福岡の電波を受信することができません。

引用元:唐津市ホームページ

 

唐津市でテレビを見る場合はケーブルテレビに加入するのがおすすめ

唐津市でテレビを視聴する場合、ケーブルテレビに加入するのがおすすめです。

唐津市では地デジアンテナを設置したとしても視聴できるチャンネル数が少ないため、長期的に見ると若干コストがかさみますがケーブルテレビに加入したほうが充実したテレビ番組の視聴ができるでしょう。

ただし、NHKだけ見れれば良いのでコストを抑えたいという方は、テレビアンテナの設置も選択肢になります。

当サイトでは佐賀県でおすすめのアンテナ工事業者、唐津市に対応している主要アンテナ工事業者をまとめていますのでそちらも参考にしてみて下さい。