テレビアンテナ工事の激安業者はどこで頼む?損をしない選び方

テレビアンテナ工事を出来る限り安く依頼するにはどこで頼めば良いのでしょうか?お得な依頼先とそれぞれの価格・相場や、なぜ激安になるのか、徹底的に解説していきます。

テレビアンテナ工事を依頼できる業者はどこ?

テレビアンテナ工事を依頼できる業者は以下の通りです。

  • 大手家電量販店
  • ホームセンター
  • 小規模電気店
  • テレビアンテナ工事専門店

先に結論から申し上げれば、最も安いのはテレビアンテナ工事専門店です。では、それぞれ価格や依頼の手順がどう違うのか、一つずつ見ていきます。

大手家電量販店の料金 ノジマ、エディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、コジマ等

BSアンテナを新規に設置する際の工事費用の1例を提示します。

大手量販店 工賃12,000円+アンテナ本体代金6,000円+見積もり出張費3,000円=計 21,000円
テレビアンテナ工事専門店 工賃&本体代金15,000円

※実際に管理人が見積もりを取った際の1例であり、必ずしも上記の通りとは限りません。上記は税抜き金額です。

大手家電量販電で最もネックになるのが見積もりの出張費です。これは、無料になるところが無く、工事を依頼するしないに関わらず必ず必要になるという物です。管理人が調査した中では、ヨドバシカメラは出張費はありませんでした。

ただ、それ以前に大手家電量販店の場合

  1. 店頭で現地調査の申し込み依頼
  2. 現地で最終見積もり
  3. 正式な契約+工事日程の調整
  4. 数日後、実際の施工

このように、申し込みまでにかなりの時間を要するのも大きなマイナス要因です。

大手ホームセンターの料金 コーナン、カインズホーム、ビバホーム等

ホームセンター 工賃10,000円+アンテナ本体代金6,000円+見積もり出張費3,000円=計 19,000円
テレビアンテナ工事専門店 工賃&本体代金15,000円

※実際に管理人がBSアンテナの新規設置工事の見積もりを取った際の金額一例で、必ずしも上記の通りとは限りません。税抜き金額です。

こちらも大手家電量販店と同様に見積もりの出張費がかかるのがネックです。また、店頭へ出向く手間も同様です。

尚、大手家電量販店やホームセンターは、実際に施工するのが下請け業者という部分もネックです。

これら大手は確かに名前は通っていて、一見安心感がありますが、実際のところは街の小さな提携電気店に回しているだけで、自社スタッフが施工するわけではありません。その為、中間マージンが発生することから、自社スタッフで施工している専門店よりも料金が高くなるのです。

小規模電気店

大手量販店やホームセンター以外にも、テレビアンテナ工事は地元密着型の電気店に依頼することも可能です。

ただし、こちらはアンテナ工事専門店の3割~倍近く高いケースが散見される状態で、価格面では全く依頼するメリットがありません。中には料金表自体が全くないようなところもあり、個人が依頼するには情報が不足しすぎています。

これら電気店は、エアコン工事やテレビアンテナの工事を大手家電量販店やホームセンターなどから委託されて工事をしているケースがほとんどです。そういった業者の場合、直近のテレビアンテナ工事費用の相場を知らず、そもそも個人からの依頼を想定していないところも多いのが実情です。

個人的に付き合いのあるケースを除き、依頼するメリットはないと言えるでしょう。

テレビアンテナ工事専門店 賢い業者の選び方

前述の通り、テレビアンテナ工事を格安で行いたいならば、専門店に依頼するのが一番です。安いのは勿論のこと、速さ・利便性・サービス面、どれをとっても他の業者とは比較になりません。

ただし、一口に専門店と言っても実態は様々です。良い業者を見極めるには下記をチェックしておきましょう。

量販店と同様のオール下請け施工の業者に注意

ネット上でアンテナ工事専門店を謳っていても、実際は家電量販店やホームセンターと同様に各地の電気店と提携して、施工は全て丸投げ、自社はコールセンターの運営のみ、といった業者も少なくありません。下請け施工には下記のようなデメリットがあります。

  • 中間マージンが発生するので料金が高くなる
  • 問い合わせ窓口に施工経験・知識がない為、詳細な質問に答えられない
  • 一々窓口を通す為、何かと対応が遅い
  • 伝達が増える分、連絡不備等のミスが増える
  • 施工技術の当たりハズレが大きい
  • トラブル発生時の責任の所在が不明瞭でたらい回しになる恐れ

テレビアンテナ工事を自社スタッフのみで全国対応している業者はありません。どこで依頼するかを決定する前に、自社スタッフが施工しているかどうか、というところもチェックしておきましょう。

クレジットカード払いの有無と手数料に注意

テレビアンテナ工事は、小規模事業者が多いことから、クレジットカード決済に対応していないところも非常に多いです。クレジットカード決済に対応しているかどうかは、会社としての信頼度の証。悪徳業者を避けるためにも、クレジットカード決済に対応している業者を選びましょう。

また、注意したいのは、クレジットカードの決済手数料について。テレビアンテナ工事の業界は、非常にニッチで小規模な市場であることから、中には決済手数料をお客負担、としている業者があるのです。

本来、クレジットカードの決済手数料をお客から取る事は加盟店契約に違反します。仮に事前の告知が無く、いざ工事が終わった支払いの段階で手数料を求めてくる業者にあたったとしても、お客が払う義務はありません。

ただし、それはあくまで業者とクレジットカード会社との間の話であって、ただちに違法という話ではありません。また、支払いを拒めば当然トラブルの下になります。カード決済を想定している方は、事前の問い合わせ段階で必ず手数料について確認しておくことをオススメします。

見積もり依頼はオンラインで簡単!相見積もりで料金比較を

多くのテレビアンテナ工事専門店は、メールフォームを使った24時間での見積もり依頼を受け付けています。

その為、ネットを使っていくつかの業者を比較するのは簡単です。工事価格にはある程度変動があることからも、格安でテレビアンテナ工事を行うには、自分の地域が対象エリアとなっている業者を複数ピックアップし、相見積もりを取って比較することをオススメします。

見積もり依頼時の大事なコツ7点

尚、見積もりを依頼する際には、下記の情報を添えて問い合わせをしましょう。

  • 何階建てか
  • 地デジは八木式とデザインアンテナどちらを希望するか
  • 設置場所は屋根上・外壁・屋根裏他、希望があるか。あれば場所を明記
  • BS/CSアンテナは4K8K対応を希望するか
  • 室内のテレビ端子は何部屋にあるか
  • 地方ローカル局の確実な視聴を希望するか。あればその旨を明記
  • 近隣に竹林や山、高層マンションがあるか。

上記を明記しておくことで、業者側が家の状況を想定しやすく、詳細な見積もりを事前に出しやすくなります。また、現地を見てからの追加費用を避けることにも繋がります。

尚、事前の見積もり段階ではセット金額しか出さず、こちらの質問に答えないテンプレ返信しかしないような業者も決して少なくありません。そういった適当な業者は、アレやコレやと現地で追加料金を上乗せしてくる傾向にあります。

事前の問い合わせをいかに密にやれるか、またそれに誠実に対応できる業者か、これは単に対応の良し悪しだけでなく、最終的な料金を抑えるコツでもありますので、必ず押さえておいて欲しいポイントです。

テレビアンテナ工事の激安業者の選び方 まとめ

激安業者を見つけるコツ
・ネット系のテレビアンテナ工事専門店に依頼しよう
・自社スタッフ施工の業者がオススメ
・クレジットカード対応かどうかをチェック
・相見積もりを取って、対応・価格を比較するのが激安への最短距離!

テレビアンテナ工事を依頼する選択肢は少なくありませんが、なにせ10年に一度やるかやらないかの工事で、一般の方にはあまり馴染みがありません。それだけに正しい業者の選び方を知らないという方も多く、それが業者側の“言い値相場”が未だに残っている原因となっています。

下記にて都道府県別のテレビアンテナ工事専門店をご紹介していますので、是非とも参考にしてみて下さい。

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また、テレビアンテナの工事相場は以下の通りとなっていますので、下記より明らかに高いという業者は避けるよう、こちらも参考にして下さい。

テレビアンテナ新設工事 ブースター込み

  • 八木式アンテナ 35,000円
  • デザインアンテナ 40,000円
  • 八木式アンテナ+BS/CSアンテナ(左旋非対応) 60,000円
  • デザインアンテナ+BS/CSアンテナ(右左旋対応) 65,000円

工事に含まれる代金

アンテナ本体、工賃、取り付け金具、ケーブル、ブースター

テレビアンテナ一部追加・交換工事

  • 八木式アンテナ 15,000円
  • デザインアンテナ 20,000円
  • BS/CSアンテナのみ(左旋非対応)20,000円
  • 4K8K対応BS/CSアンテナ交換(右左旋対応)45,000円
  • ブースター設置 15,000円

工事に含まれる代金

アンテナ本体、工賃、取り付け金具、ケーブル ※4K8K対応BSアンテナの追加・変更工事はブースターの変更も必要となる為、各種周辺機器の代金コミの価格です。